曲者総進撃、のどこに惚れたのか

「ロック、ストック、〜」 の評価について、 マダム とシェイクハンドを交わしたのももうおととしのことですか。
「ガイ・リッチーの愛の足りなさ」 加減について泥酔しながら話したように記憶している。チェックしてみたらやはり鑑賞されていない模様。 正しい 。やつぁ、ステロイドでつくられた肉体を持つかみさんを手にした前後に作った本作でもやはり男だらけなのに(ツラはいい感じのを集めてます)男がいない、そんなドラマに仕上げておりました。
奇しくも「マドンナ」つながり *1 の連続だったのだが、片やかみさんの腐れ姿をフィルムに残し、片や「ラッキースター」は名曲だ、と黒んぼに言わせて見たりと場外戦をイキに感じる客層が俺が思うよりもたくさんいるんだろうなあ、と改めて実感する。きっと、「クスリっ」とするのがいいんだろうなあ。
リッチーワールド登場人物は誰もが体臭を感じさせないばかりか、 ザーメンがさらっとしている 感じがしてもの足りない。ブロンソン島に足をかけながらも、きちんと逃げ道を確保しているような〜但し、用意した「逃げ道」は使えなくなり最後は力業で切り抜けたりする〜男という性をとり違えている感覚にどうにも馴染めない。
ただ彼の拾ってくる俳優のツラにだけはリスペクトしてしまう。今回はプリックアップ組にいい感じのツラがそろっており、中でもエロル役のAndy Beckwithが小人系なのにガタイがあってよかったです。TVシリーズだけですか(IMDb調べ)。ここがきっとステップアップの場になるのだろうから、今後に期待します。
--------------------
*1: ガイ・リッチー=マドンナの新ダンナ、アントニオ・バンデラス=マドンナがちょっかいかけた
(2000/英=米)
Snatch
製作総指揮 スティーブン・マークス / ピーター・モートン / アンガッド・ポール
製作 マシュー・ボーン
監督 ガイ・リッチー
脚本 ガイ・リッチー
撮影 ティム・モーリス・ジョーンズ
音楽 ジョン・マーフィ
出演 ベニチオ・デル・トロ / デニス・ファリーナ / ビニー・ジョーンズ / ブラッド・ピット / レード・セルベッジア / ジェイソン・ステイサム
